蜂の巣駆除
今日のご相談は、蜂の巣の駆除。
残念ながら、弊社では承っておりませんので、
専門の害虫駆除の業者に依頼されるか
細大の注意を払ってご自身で駆除するかになります。
自治体によっては、
蜂の巣駆除用の防護服と殺虫スプレーの無料貸し出しを
行っているところも。
蜂が外を飛んでいるのを見かける時期は、
3月~11月ごろの間です。
春先に女王蜂が巣作りを始めて、
夏までに働き蜂を産卵しながら
巣を大きくしていきます。
巣が最も大きくなった夏以降から、
繁殖期が始まります。
繁殖を終えて新しい女王蜂が誕生したら、
巣は放棄されてほとんどの蜂は
冬になる前に活動を終えます。
活動のピークは、
多くの場合は夏以降、7月~9月ごろとなります。
巣も大きくなるため蜂の数も増加します。
刺される被害が最も多くなるのも、この時期です。
蜂に刺されないようにするには
1.巣に近づかない、巣に石を投げたり、
つついたりして蜂を刺激しない。
2.巣の前を急いで横切る、
振動を与えるなど急激な動作を避ける。
3.巣の近くで芳香の強い香水、ヘアスプレー、
その他化粧品を使わない。
4.虫除けの超音波装置は蜂を刺激するので
身につけない。
5.純毛製品や黒い衣服は刺されやすいので、
白っぽい服を着用する。
6.野外活動中にスズメバチ類の巣と突発的に遭遇し、
見張りの蜂に威嚇や攻撃を受けた場合、
大声で騒いだり、腕で追い払ったりはしない
(蜂は左右や急激な動きに敏感なため)。
7.頭(黒色)を隠し、
姿勢を低くして巣からゆっくり離れる。
蜂も命のある生きものです。
人にとっても、
ハエやクモ、毛虫などを食べてくれる
益虫としての側面もあります。
蜂はほとんどの場合、
防衛本能によって攻撃してきます。
特にアシナガバチなどは大人しい種類であり、
巣を突いたり、手で蜂を払ったりしなければ
襲ってくることは稀です。
ハチに刺される危険性のない巣については、
生活に支障をきたさない限り
そのままにしておくことをお勧めします。