退去前の清掃
退去時のハウスクリーニングについて ご相談がありました。 退去する時は、 「部屋の状態を借りる前の状態に戻し、次の入居者に貸し出せるようにする」 というのが基本的な賃貸のルール。 これを原状回復といいます。 ただし「借りた時とまったく同じ状態」に回復させる必要はないようです。 基本的には、 借主の故意や過失によって生じた傷や損傷に対してのみ責任を負い、 経年劣化や常識的な範囲内での使用による劣化に関しては 大家さん(貸主)の負担となります。 借主の故意や過失、また手入れや管理を怠ったものとして 借主が責任を問われるものには ・不注意でつけてしまった床や壁の傷 ・飲みこぼしを放置してできたシミ ・掃除をしなかったためにできた水垢やカビ ・タバコによる壁の黄ばみや臭い ・ペット飼育によってできた壁や床の傷 ・結露を放置したことにより拡大したカビ、シミ ・台所の油汚れを放置したことにより拡大したススや油汚れ ・壁等のくぎ穴、ネジ穴のうち下地ボードの張替が必要な程度のもの ・戸建賃貸住宅の庭に生い茂った雑草 ・粗大ゴミの撤去 などが挙げられます。 退去時は入念に掃除をしよう! 立ち会いの際にムダな費用を請求をされないように、 部屋は綺麗に掃除して退去するのがオススメです! 引越し前に掃除しておくべきポイントは以下のとおり。 ①床や窓はしっかり拭き掃除 床については日常的に掃除機やワイパーなどで掃除をしている方は多いですが、 家具が置いてあった場所などは長年のホコリが溜まっている可能性があります。…