キッチンの換気扇 小分け掃除のすすめ
12月に入り、
大掃除とくに水まわりのお掃除のご依頼が増えてきました。
水まわりのお掃除で一番ハードルが高いのは
キッチンの換気扇でしょうか。
キッチンの換気扇は大きく分けて
「ファン」と「フード」から構成されています。
ファンはさらに
「プロペラファン」と「シロッコファン」に分類できます。
プロペラファンは一戸建てに多く、屋外に直接排気する仕組み。
シロッコファンは板状の羽根が筒状に取り付けられており、
ダクトを通して排気します。
ファンの前には「フィルター」や「整流板」が設置され。
ここに油やホコリなどの汚れが付着します。
換気扇のお掃除は一度にやろうと思うと大変ですが、
今日はフードの外側だけ、来週は内側、というように小分けにすることは、
ぐっと労力も心の負担も減るので、おすすめです。
掃除の際は電源を切り、必ずゴム手袋を着用しましょう。
フードの外側掃除には、
油汚れ用のエンボス加工のウェットシートが便利です。
油汚れがひどい場所には湿布のようにシートを貼って
10分ほど置くと油汚れが緩み、落としやすくなります。
フードの内側やプロペラファン、整流板は
まず油を拭い取りましょう。
油汚れ掃除用の使い捨てクロスや新聞紙などを使用します。
油を拭った後は、住居用のアルカリ性の洗剤を活用します。
最後に水洗いします。
換気扇の中でもフィルターやシロッコファンは
形状が複雑なため、手間のかかる作業となります。
汚れが多い場合には、取り外してつけ置き洗いをします。
部分的にでもきれいになっていくと
お掃除に弾みがつきますね。
それでもやはり、換気扇は大変と感じている方は、
プロを頼りましょう!